kiaorakanaの日記

写真を撮る人

いつかまた、その時まで。

最後の瞬間が訪れる時

それを最後とは認識できていないわけで

時間が経って

あれが最後だったのかと

気付かされる。

 

私はたまたま

いつものようにカメラを向けて

2回シャッターをきった。

 

寝起きのまま

玄関から出て行く彼に

またね

とか

行ってらっしゃい

とか

声を掛けたんだろうか。

 

今になってみればそれが最後だったし

話したこととか温もりとか

そんなの全部覚えてないけど

 

私に向けた最後の笑顔だけが

ずっとずっと残ってる。

 

残酷だよなぁ

 

選択の連続

吐き捨てたその言葉は

他の誰でもなく

自分のことだったんだね

 

分かってたはずなのに

忘れてしまっていたね

 

脆くて叶うかわからないそんな希望を持ち続けるか

甘やかしてくれる優しいところへ転がり込むのか

 

今の私は何を選べばいいのか

誰に選んでもらえばいいのか

もう何もわからないや

誰でもない私

知り合いと食事をした。

 

仕事から解放された私は

◯◯の誰々さんという肩書きがなかった。

 

ひとりの女性として接してもらえて

それは凄く心が休まった。

 

私に必要だったのは

身体を休めることよりも

心を休めることだったのかもね。

 

明日はカメラマンのお姉さんになってくるよ。

 

ほんの少し

誰でもない私になれて

ちょっと安心した。

はじまり

大好きな映画のワンシーンで

街中を走るシーンがある。

 

ケガをした手の包帯を外しながら

走って解放されていくそのシーンをふと思い出した。

 

振り切って

吹っ切って

吹っ切れて

私も前に進まなくちゃ。

 

縮こまっていなくていいんだと

改めて思った。

もっと自信を持たなくちゃ。

もっと堂々と生きていかなくちゃって

そんなことを思った5月のはじまり。

会いたい人がいた

 

会えないのも分かってた

 

会えたら伝えたいこととか

やりたいことが沢山あった

 

沢山あったのになぁって思ってたけど

 

また明日も

今日と一緒

 

無かったことにして

忘れたフリして生きていかなきゃ