kiaorakanaの日記

写真を撮る人

人生でいちばん長い3週間

時々ふと考えてしまう

 

生きることが幸せとは限らないということを

 

長生きすることが

幸せとは限らないんじゃないかと

 

おばあちゃんが亡くなった3週間後に

おじいちゃんが亡くなった

 

ひとり残されて

ひとりで生きた3週間を

どんな気持ちで生きていたのか

 

今となっては分からないけれど

 

最愛の人に先立たれ

残された時間は

どれほど寂しかっただろうと

想像することがある

 

答えなんて出ないけど

代わりに涙が溢れてくる

 

多分そういうことなんだと思う

真夜中の渦

夜中だから寂しいんじゃなくて

ただただ孤独だなって思ってたら

夜になってしまっていた

 

早く寝ればいいとか

そういうことではなくて

根本的な解決をずっと模索している

 

でも解決できたことなんて

これまでの人生で一度もなかったし

これから先も無いと思う

 

ただ無条件で受け入れられて

愛されて

特別扱いされたいし

幸せを幸せと感じてみたい

 

願いは叶わない

 

ひとりでも叶えられることは

これまでだって叶えてこられたけど

ふたりでないと叶えられないものは

いつだって諦めて生きてきた

 

諦めなければいつか叶うよなんて

そんなことは思わないから

それに近づけられるように

もっともっと強くならなきゃ

 

ふたり分

もっともっと頑張るね

大人になったら

心がもやもやすることが

増えた。

 

誰かの幸せを心から喜べなくなった。

 

大人になったら

結婚して子供が産まれて、家族が増えて

そんな生活をするんだとずっと思ってた。

 

大人になって結婚をした。

でも幸せなふりを続けることが苦しくなって

すぐに辞めてしまった。

私はただ、幸せになりたかった。

 

大人になったのにまだ

夢が叶わない。

 

幸せになりたい。

愛されたいと、ずっとずっと願ってる。

 

温かい家庭が

こんなにも遠いなんて

思ってもみなかった。

 

孤独を隠して

働きに働いた3月ももうすぐ終わろうとしてる。

トリプルワークになって早半年。

自ら望んだ結果だから

バランス取れてて当たり前なんだけど、

それでもよくやってると思う。

 

身体が休まる日もほとんどなくて

心が休まる日は全くなかった。

生きることに絶望する暇もないくらいに

かなり疲弊しきっていたんだと思う。

 

よく考えれば

去っていった恋人を期待していつまでも待つだけの状態で

満たされるはずもなく

忙しさの中に孤独を隠していただけなんだと思う。

誤魔化せているうちはこのままでいいような気もするけれど、

そのうち自分にかかってる暗示すら

解けてしまうような気がして恐ろしかったりする。

 

悩んでたって仕方ないし

毎日をひたすらにこなしていこう。

 

私に出来ることなんてそんなにないから

ただただ日々に向き合っていこう。

 

心を穏やかに保つためだけに

心を揺さぶらないように

いつのまにか全てが鈍くなってしまいそうだけど

そうじゃないと生きていけないんだよなぁなんて

そんなことをふと思っただけ。

彼の欲しかったもの

この世界には分からないことがたくさんある

 

最近になってふと思うことがある

 

私を求めた彼は

私に何を求めていたのだろうか

 

今もまだ分からない

 

これからもずっと分からない

ピンクのブラウス

何年も前、デートの途中にブラウスを買った。

 

初めて2人で行ったショッピングモール、

予定してなかった買い物で、

でも私は一目惚れしてしまった。

 

試着した姿を彼に見てもらって

ウキウキして持ち帰った。

 

私たちはそれから別れて

私はそのブラウスを一度も着ることはなかった。

 

今になってやっと、

手放すことができた。

 

本当はもっともっと早くに

手放すべきだったのだろうけど、

何となくずっと

その時を待っていたんだと思う。

 

今の私に似合う服を着なくっちゃね。

 

眠れない夜の泳ぎ方

仕事漬けの日々で

体力の限界のその先を見たのに

それでも何かを求めて

真夜中を彷徨う

 

みんな寝静まって

世界は緩やかに流れていく

 

一刻も早く眠るべきなのは

自分がいちばん分かっているはずなのに

どうしてだろう

無意味なことばかりを積み重ねてしまう

 

半乾きの髪とシャンプーの匂い

 

忘れられないあの夜の記憶

 

インプットもせず

アウトプットもせずに

日々に流れていくだけでいいのだろうか

 

少し立ち止まって

明日を夢見よう

 

たまにはこんな風に

真夜中に溺れてみたい

明けない夜を求めるみたいに