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kiaorakanaの日記

写真を撮る人

自問自答だけでは辿り着けない答え

「好きな人のタイプってどんなの?」

「自分より好きでいてくれる人」

「重たいな」

「だから振られる」

「甘えたりしたい?」

「甘えたい…というか、甘やかされたい」

「どんな風に?」

「日常的にとかじゃなくて、1日でいいから甘やかされたい」

 

たった1日だけでいいから

私は好きな人を独り占めして、

呆れるほど求められて甘やかされたいと思うことがある。

 

そんなようなことを電話越しに話していて

思い出してしまった。

 

私はとにもかくにも甘やかされたい願望がある。

それも人一倍強い、願望だった。

甘やかされたい、ちやほやされたい、主役になりたい。

今、いちばん欲しいものがあるとするならば人望なのかもしれない。

愛されたいという欲求が人よりも強くて大きくて

とても厄介なのは、自分がよくわかっているつもりだった。

 

物心ついた頃には私にはすでに妹がいて、

事あるごとに

 

「おねえちゃんだから」

 

と、我慢を強いられてきた記憶ばかりが思い出される。

お姉ちゃんになってしまったからには

どんなに小さくても我慢しなければいけないことはたくさんあるし

妹よりも厳しく育てられてしまう運命なのだ。

仕方ないんだけれど、

仕方ないけれど幼少期のモヤモヤが晴れぬまま大人になってしまったもんだから、

私だけを見ていて欲しいとばかり思ってしまう。

特に恋人になる人にはそうしていて欲しいと思ってしまう。

これじゃあ独占欲の塊である。

独占できなくて嫉妬して、

そんな人に何の魅力もないことは自分がいちばんわかっていた。

けれど自分ではどうすることもできなかった。

 

いつだって愛されたかった。

いちばんになりたかったし、

私だけを特別に思ってほしかった。

褒められたかったし、優しくされたかった。

 

幼少期の私の願いは

大人になった今もなお

叶えられてはいないの。

ごめんね。

 

でももう叶えてあげられるかわからないんだ。

 

だけどね

大人になった私が

小さかった頃の我慢ばっかりしてきた私を褒めてあげるね。

頑張ってるの知ってるから。

ちゃんと見てるから。

 

そんなあなたのことが大好きだから。

 

そんな風に言ってあげられたら

少しは報われるのかもしれないね。