余命12年
少し前に受けた検診に引っ掛かり再検査を。
検査が思ってたより痛くて
帰ろうとしてたのに貧血でUターンしてしまった。
フラフラしながらの帰宅途中、
病気が見つかったらどうしようとか
治療についてとか色々考えた。
長生きすることにこだわりはないけれど
治療して今までの生活に戻れるならいいなと思うし
治療しても治る見込みがないのなら
そのまま死にたいなとか
そんなことばかり考えてた。
死の淵を彷徨ってから12年。
自分としては十分だなと思うけれど
年齢で考えたら死ぬには若いだろうなと思う。
でも12年前の私と同じ怪我を負った人のほとんどは
即死か後遺症のある生活を送っていて
そう思えば少しの麻痺で生き延びてるんだから
奇跡だよなぁと思う。
生きていると
目を背けたくなるような現実も多いけれど
なかったかもしれない12年だと思ったら
なんだかもう十分すぎるんじゃないかとも思えてくる。
結果を待つのは怖いけれど
少しの期待を込めて
明日も生きてみようと思う。